べえの。

ありあまる時間で、興味の湧いた映画、音楽、体験等 いつかコメントもらうまで

映画「0.5ミリ」テアトル梅田大阪初日【ネタバレなし】

0.5ミリ

関西公開初日 大阪公開初日

テアトル梅田 にて0.5ミリ鑑賞

 

私の人生の中で、初めての公開初日を捧げてきました。

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 テアトル梅田の開場時間が9:40~

となっていましたが、既に20名以上は列を作っており

第一回・第二回上映も満席の模様で

立見もでていたようです

 

約一ヶ月前くらいからでしょうか

徹子の部屋や、ミヤネ屋など様々な番組に

誰かしら出ていたような気さえします

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館内には0.5ミリの記事が飾られたコーナーがあり

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ポスターには安藤桃子監督と、安藤和津さんのサインが

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 上映後には

安藤桃子監督と、母でありフードスタイリストとして関わる

安藤和津さんによる舞台挨拶

和やかに、監督と関係者という面も見せつつ

母と娘の会話を聞かせてくれたような気がします。

 

 

「それぞれの登場人物が好むもの、それぞれの人生を通したときに彼らが食べたいものを想像しメニューを決めました。」

 

 

映画は介護を通しての人生模様を描いているのですが

主人公サワがそれぞれの人物と、それぞれの食事をする風景あり、

ひとつひとつのシーンを観ても、生きてきた違いを感じ

サワが作る料理には、美味しい映画の一面も感じました。

 

この部分はすごく個人的な感想なんですが

観客の年齢層が高く、サワよりもおしかけられる登場人物に

近い方が多かったのではないでしょうか。

その観客たちが観た0.5ミリと

私が観た0.5ミリはどう違うのだろうか

と、とても気になったりします。

介護を経験した、していない。

介護をする側、される側。

これだけではありませんが、

人生の立ち位置において観方が違ってくると思います。

 

私がもし、数十年後、彼らの年齢に近づいた頃

いや、数年後かもしれない、介護する側される側になったとき

映画は同じなのに、全く違う物語がみえる気がします

そんな意味で、また観たいし、観るべき作品ではないでしょうか。

 

こんな書き方をしてしまうと

重苦しい印象を受けるかもしれませんが

愛くるしいおじいさん達と

大胆で、有無を言わせないサワの

笑顔になれる、端から見れば楽しい風景

(本人からすれば困るだろうな。という意味で)

サワが優しく包み込むように、それぞれの人生に寄り添い

豊かに色づけしてくれる暖かい風景

 

などなど 

196分

 

これでもかと、感情を伝えてくれます

長丁場なので、事前のトイレと

上映中の水分摂取には注意が必要です!

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上映後のサイン会&写真撮影の様子

ひとりひとりと、会話をしていただいているようで

笑顔の絶えない時間でした

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安藤桃子監督は来年3月に出産予定

新しい生命の誕生の喜びと共に

新しい作品への期待も膨らみます

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先着プレゼントの高知産コシヒカリ

中にサインの書かれたパンフレット

 

 

 

 

 

 

ずっと観たいと思ってた「0.5ミリ」

同時期に「百円の恋」と共に私の前に現れ

百円の恋>0.5ミリ だったのが

調べれば調べるほど

百円の恋<0.5ミリ に変化し

0.5ミリを調べれば調べるほど

安藤家に興味を抱き

テレビで見かけるたびに

「あ、お姉ちゃん」「あ、お母さん」

「あ、妹」「あ、お父さん」

「おじさん、、おばさん、、妹の旦那、、、妹の旦那の弟、、、」

と、勝手に家族気分でした。

 

映画を観て、高知という街にも興味を持ち

パンフレット片手に行ってみたいなと思ったり

思わなかったり、街の風景も魅せてくれたような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

張り切って朝5時から出かけてよかった

観る価値あります、是非鑑賞を

 

最後に、

たまたまかどうかはさておき

年配のお客さんに囲まれての鑑賞は

おじいちゃん、おばあちゃんの匂いがして

まるでその場所にいるような気分になれました

まさか嗅覚からも、感じる映画とは・・・

素敵な体験でした

映画館ならではです

 

 

 

 

 

 

 

映画ならびに、安藤家に興味を持った方は

映画『0.5ミリ』公式サイト

映画『0.5ミリ』予告編 - YouTube

『0.5ミリ』冒頭映像 - スペシャル映像 - Yahoo!映画

↑冒頭10分強ご覧いただけます

映画『0.5ミリ』公式 (@05mm_sawachan) | Twitter

安藤桃子 (@momokoando) | Twitter  「姉」

安藤サクラ (@sakura_ando) | Twitter  「妹」

角替和枝 (@kazuechin1021) | Twitter  「妹の旦那の母」

まるで孫悟空のよう

柄本時生 (@TokioEmoto) | Twitter    「妹の旦那の弟」

たぶん本人、全く呟いていない模様

 

 

 

こちらの動画は削除される可能性もありますので、お早めに


141116 ボクらの時代 安藤桃子 安藤サクラ 満島ひかり - YouTube


SS22 安藤桃子 「映画一家の安藤監督の素顔に迫る」 フル2014.11.05(33MB) - YouTube

 

田辺・弁慶映画祭コンペティション部門2014(和歌山県)【映画祭】

2014年 11.7~11.9

和歌山県南部に位置する田辺市紀南文化会館において

第8回 田辺・弁慶映画祭が開催された

 

各賞受賞作品は以下の通り

弁慶GP作品賞「ひとまずすすめ」柴田啓祐監督

検審査員賞 「4mmベニヤ3枚と半」小崎基広監督

市民賞    「ひとまずすすめ」柴田啓祐監督

文化通信社賞 「還るばしょ」塚田万理奈監督

男優賞 木村知貴「ひとまずすすめ」「SLUM-POLIS」出演

女優賞 斉藤夏美「ひとまずすすめ」主演 

 

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左から 柴田啓祐監督・小崎基広監督・塚田万理奈監督

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左から 木村知貴・斉藤夏美

 

各賞入賞作品は

テアトル新宿・テアトル関西地区映画館での上映権が与えられる

 

 

 

 

 

ひとまずすすめ(GP・市民賞・男優・女優賞受賞)30分

監督:柴田啓祐

出演:斉藤夏美、山田雅人、小林優斗、矢崎初音、木下あかり、

   木村知貴、玉川佐知、藤代太一、赤間麻里子、池浪玄八

 

物語:人生が交差する市役所・戸籍課の慌ただしい中でマイペースに働く花村美幸。

   三十路も目前、彼氏無し、父との二人暮らし。この淡々として生活が続いて

   いくと思っていた。しかし、弟の結婚宣言をきっかけに、美幸に現実が直面

   するのであった…。


映画「ひとまずすすめ」予告篇 - YouTube

 誰にでも起こりそうな、人生の変化の小さな時間

ところどころにユーモアが散りばめられ、それでいて観客に

どこか人生を考えさせるようなしんみりとした部分も

優しい風が吹くような作品

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柴田監督と出演者たち(オープニングパーティでの質疑応答の様子)

のちのGP・女優賞・男優賞のショット

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 受賞後の挨拶 緊張の様子

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主演の斉藤夏美に代わり、女優賞の賞状を受け取る様子

 

受賞慣れしてきたのか笑顔がこぼれる

 

 

4mmベニヤ3枚と半(映検審査員賞)70分

監督:小崎基広

出演:三浦秀幸、小寺優輝、山本コウヘイ、平林美咲、小崎基広、安永健人、吉田彩花

物語:違法改造を施したモデルガンで復襲を企てるヒグチコウスケ。 

   退屈な日常にちょっとした変化が欲しいタカマエユウキ。 

   理不尽な友人関係で繋がるケンジとシオタニとミホ。 
   突然、車にはねられたボク。 
   いくつかの物語が、目まぐるしく、暴力的に構成された作品。

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様々な短い話で繋がれた物語

画や展開、細かな表現が荒削りながらも興味をそそる作品

出演者が素人ばかりなので、棒読みなのは仕方なし

次回作が観てみたいと最も感じさせられた

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小崎監督と出演者たち

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喜びを語る小崎監督

 

 

 

還るばしょ(文化通信社賞)35分

監督:塚田万理奈

出演:佐藤由紀子、手塚けだま、村上玲、中田くるみ、藤井佳代子

物語:歯科衛生士のちかげは、変わらぬ毎日を淡々と過ごしている。

   不満も興奮もなく、幸せも不幸も感じていなかった。そんな日常が少しずつ、

   ちかげ自身を受け入れさせなくなっていく。自分は本当に生きているのか、

   自分の後ろには影があるのか、証明できない不確かな自分を見つめたお話です。


PFFアワード2014入選作品 『還るばしょ』予告編 - YouTube

今回唯一のフィルムで撮られた作品。

BGMは使用されず、しんと。日常をそのまま過ごす。

「食べ物がまぶしくなってくる」

そんな監督の言葉が記憶に残っています

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塚田監督と、主演の佐藤由紀子

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その他入選作品

天使の欲望      磯谷渚

映画『天使の欲望』予告篇 - YouTube

人に非ず       矢川健吾


映画『人に非ず』 予告編 - YouTube

独裁者、古賀。    飯塚俊光


PFFアワード2014入選作品 『独裁者、古賀。』予告編 - YouTube

 

SLUM-POLIS 二宮健


SLUM-POLIS - Official Trailer #1 [HD] - YouTube

ファンタズム     武田真悟

江草圭一は郊外の新興住宅地に居を構え、妻の恭子、あみな、拓海となに不自由なく暮らしている。しかし、圭一の仕事は忙しく、家族と過ごす時間は少なくなっていた。そんな時、息子の拓海が謎の事故で死んでしまう。それから一年…。 
妻の恭子は別人のように変わってしまう。拓海の死から立ち直ることが出来ず、家族に内緒で降霊術師を雇い、死んだはずの拓海の「声」を聞くのであった…。 
ホラー映画なのに“感動する”新世代ジャパニーズホラー。

 

どの作品もそれぞれに個性と強みがあり

選ぶ場所が違えば、結果は変わっていたかも知れません

他の映画祭などでも上映される作品も多いようですから

どう世に出ていくのか楽しみですね


田辺・弁慶映画祭 オフィシャルサイト

田辺・弁慶映画祭

審査員としてはじめて参加した映画祭でしたが、

怖すぎるくらい真剣な審査員たちと、作品の素晴らしさ

上映後にはティーチングという

観客達と、監督・演者との意見交換の場もあり

聴いているだけで、視点や意見の違いがあり、とても新鮮に感じ

監督や出演者たちとも、気軽に交流の持てる素晴らしい時間でした

 

個人的には田辺という土地柄か、華やかさにかける部分

そして観客に若い人たちが少ないと感じました。

若者に興味を抱かせ、巻き込んでいけたなら

継続だけでなく、より成長していけるのではと感じます

田辺という土地に関わる若者が、作品に触れ

触発されるように、そこからクリエイターとなる人物が

誕生してくれば素晴らしいことですね。

 

 

田辺・弁慶映画祭では毎年

コンペティション作品だけでなく、

劇場公開されている作品が招待作品として上映され

その他にも

京都国際学生映画祭アニメ傑作選

地元田辺にまつわる作品などが上映されており

また今年はアニメソングライブも行われております。

気軽にライブのついででも、鑑賞してもらえるようになれば

作品の力で、興味は持ってもらえると思うんですけどね・・・

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 受賞されました関係者の方々おめでとうございます

これからも彼らに期待して

 

ご拝読ありがとうございました

第8回田辺・弁慶映画祭11/7~9開催! (@benkeieigasai) | Twitter

柴田 啓佑 (@DREAM_MARKET) | Twitter

小崎基広 (@MotohiroOzaki) | Twitter

ツカダマリナ (@lalauta) | Twitter

木村 知貴 (@kimotoramuki) | Twitter

斉藤夏美「ひとまずすすめ」 (@saitonatsumikan) | Twitter

 

一部、

twitterより画像を転載した箇所がございます事をお詫びします

 

 

 

 

「百」と「0.5」、ふたつの安藤サクラ【映画】

同じ頃に二つの数字

揃って安藤サクラ

何か気になり、

関連付けてみたくなりました。






円の恋

 

【あらすじ】

自堕落な実家暮らしを送る一子は、出戻りの妹との喧嘩をきっかけに家を出ることに。

百円ショップで働きながら一人暮らしを始めた一子。帰り道に通るボクシングジムを覗くことが唯一の楽しみの和子だったが、ある日ボクサーの狩野と出会い、なんとなく暮らしはじめ、体を重ねるようになったが、一子の中で何かが動きだす。。。

 

主演:安藤サクラ 監督:武正晴 脚本:足立紳

この作品の脚本は周南映画祭(山口県)における脚本賞「松田優作賞」の第一回GP(2012)であり、人間の弱さや、強さといった熱い内容が評価された。

トップページ | 第5回 周南「絆」映画祭 公式ホームページ(こちらは2014)

 

【上映】

11.15~MOVIX周南ほか山口県内先行ロードショー

10.25 10.29 東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門公式出品(完売)

12.20~テアトル新宿、シネマスコーレ、中洲大洋映画劇場。

全国順次

 

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まだ内容も何も知らない頃、

このポスターだけでドキっとした。

それくらい目を引く、安藤サクラの存在感と。

想像させるタイトル、そして100円シールに詰まった感情。

 


映画『百円の恋』予告編 - YouTube

めちゃめちゃ動く安藤サクラ

クリープハイプの静かに始まるメロディからの疾走感

予告編にも、勢いがある!!

主題歌は「クリープハイプ 百八円の恋」

 

 

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0.5

ミリ

 

【あらすじ】

ある日、ヘルパーのサワは派遣先の家族から、お爺ちゃんと一晩過ごしてくれと依頼を受ける。しかもその当日、予期せぬ大事件に巻き込まれた彼女は、いきなり「家ナシ・金ナシ・仕事ナシ」の崖っぷち状態に立たされた。サワは生活のため【おしかけヘルパー】をすることにするが。。。

 

主演:安藤サクラ 監督・脚本 安藤桃子

 196分という長尺映画。撮影場所であった高知を皮切りに、フィルムを担いで全国を駆け回るとのこと。主演が妹、監督が姉、エグティブプロデューサーが父(奥田瑛二)、フードスタイリストが母(安藤和津)という家族みんなが関わった珍しい作品なのではないだろうか。更に、旦那の父(サクラの夫、柄本佑柄本明)も出ているのである。

家族だけで、既によさそうに思えてしまう、なんとも。

 

 

色々と調べてみると、四万十おきゃく映画祭にて

四万十おきゃく映画祭 公式サイト(第二回は四万十映画祭と名を変え、2015年2月開催予定)

2013年10月頃には、高知県で上映されていたようです。

四万十に嫉妬してしまう、センスを感じてしまう映画祭だ。

 

【上映】

10.24~11.24 高知先行公開 城西公園「0.5ミリ」特設会場 

11.8~    有楽町スバル座、TOHOシネマズららぽーと横浜 

全国順次

 

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 0.5ミリってなんなんですか。

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こちらのポスターは四万十おきゃく映画祭で使われたポスター

なんだか、ずいぶんと印象が変わる。

0.5ミリの謎は解けない。

 


映画『0.5ミリ』予告編 - YouTube

お爺ちゃんと、安藤サクラ

生きること、人生を感じる0.5ミリの何かなのだろうか

 

 

 

「0.5ミリ」10分の冒頭映像(10/17に公開 )

『0.5ミリ』冒頭映像 - スペシャル映像 - Yahoo!映画

0.5ミリは何なのかは、はてさて

この冒頭と、残りの186分。残り186分。

どれだけの人生が、どんな安藤サクラ

優しいのか、優しくないのか。

笑えるのか、泣けるのか。

 

 

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0.5

     「百」       安藤サクラは、熱く臭い人間そのもので。

  「0.5」  安藤サクラは、人間を端で感じる人間。

     百は円で、0.5はミリで

     安藤サクラはボクサーで、安藤サクラはヘルパーで

 

 両方の作品が楽しみで、両方の安藤サクラが楽しみで

 続けてみると、安藤サクラがわからなくなりそうですね。

 皆さん、是非観ましょう

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これからの作品なのでtwitter

役者や、監督などをフォローすると過程が見えて

より楽しめるかと思います。

映画「百円の恋」公式サイト

映画『0.5ミリ』公式サイト

映画「百円の恋」 (@100yen_koi) | Twitter

映画『0.5ミリ』公式 (@05mm_sawachan) | Twitter

安藤サクラ (@sakura_ando) | Twitter

武正晴 (@masahalTake) | Twitter

安藤桃子 (@momokoando) | Twitter